#−16. 2度目のセンター試験(英語)

センター試験英語赤本

1日目の最後の科目、英語。

一番御世話になったゲーリー先生の科目。

ゲーリーから指導を受けた2年間とは思えないほど、濃い時間だった。

センター試験の前日に、

『英語は、もう勉強しなくて良い。明日は国語と地理だけに集中しろ!!』

と言われていた。

英語に関しては、2年目の模試では190点以下になることはなかった。せいぜい発音の問題で時々間違える程度だった。

ゲーリー『まさかお前…まさか190点くらい取れば良いとか思ってないよな??』

ビクッΣ(゚ロ゚;)

ゲーリー『満点だ、英語は満点以外認めないからな!!』

ゲーリーはニヤッと嬉しそうに笑った。

カモ 『ラジャー!!(`・ω・´)ゞ』

国語で手応えを感じたカモは、自信に満ちあふれていた。

浪人生活2年目ということもあり、この一年間、英語は2次試験、記述対策に焦点を絞っていた。

他の教科でも当てはまることだけど、2次試験の勉強をしていると、センター試験はすごく簡単に感じるようになり、点数も安定するようになる。

大学受験の2次試験は医学部だと記述式になり、問題も複雑になってくる。センター試験のように、1問目や2問目が3問目のヒントになっているようなこともない。2次試験は自力で解答までの道筋を探したどり着かなければいけない。つまり、2次試験レベルの問題でその練習をしていれば、センター試験は補助輪の付いた自転車を乗るようなものになる。たまに補助輪が外れるけども

英語に関してもそうだった。

マーク模試でも、20分以上時間が余るようになっていた。

試験が始まるまでの間は、発音やリスニングに備えた復習をした。

英語の問題用紙が配られる。

他の受験生も3科目目にもなると、慣れたのか、教室にはどこか落ち着いた空気が流れていた。

『試験を始めてください』

英語の試験が始まった。

机の上の鉛筆をとって、問題用紙を開く。

カモ 『さて…殺るか…』(中二病発症

センター試験英語

もう止まる必要はない。

自分は、ここで止まるわけにはいかない。

解けっ、解けっ、解けっ!!

緊張感は完全になくなっていた。

一問一問、マークシートを塗りつぶす度に心が躍った。

ジャスト1時間。

最後の問題のマークを終えた。

あとは、細かい見直し。

最初の発音の問題を確認して、マークミスがないかもチェックした。

センター試験の鉄則:イージーミスだけは絶対に避けないといけない。

気になる所は、何度も見直した。

多分、200点。そう確信して試験が終わるのを待った。

ゲーリーに自慢してやろうと思った。

『そんなんでいちいちドヤ顔するな!!』って怒られるだろうな…。

そして、英語の試験が終わった。

英語のリスニング試験については、ほとんど記憶がありません。

あっという間に終わったことしか覚えていません。

ただ、この年のリスニングは簡単だったので悩むことなく終わりました。

英語は大丈夫!!そう思いながら教室を出ました。

帰りに予備校に寄って、センター試験の問題用紙を全部まとめてチューターに渡した。

人生2回目のセンター試験対策として、事前に作戦を立てていた。

作戦1.センター試験の自己採点はしない。

※採点をしたり、解答を確認することで動揺して、2日目の試験に影響が出ないように。

作戦2.センター試験が終わったら問題用紙は、予備校に持っていき、答え合わせは、チューター(とゲーリー)がこっそり行う。

作戦3.解答に明らかな異常があったり、作戦の立て直しが必要な場合はカモに連絡する。

作戦4.終わった科目については、完全に忘れること!!

もう少しあったかもしれないけど、今思い出せるのはこれくらいでした。

ゲーリーが『おつかれさん』という言葉と一緒に缶コーヒーをおごってくれた。

ゲーリー『体調はどうよ?疲れてないか?』

カモ 『模試と違って2日がかりなので、疲れはマシですけど…っていうかそんなに気を使われたら気持ち悪いですww』

ゲーリー『ひでぇwwwwとりあえず今は体調管理だけしっかりしとけよ』

カモ 『らじゃっ!!』

そのやりとりを、チューターは優しい目で見守ってくれていた。

二人とも事前の方針通り、終わった試験については全く触れることはなかった。

その日、帰宅してからもセンター試験の興奮が残っていた。

緊張もしたけど、楽しかった。満足感?充実感?それとも安堵感??

日付変更線が近づく頃、明日の試験のことを考えていた。

明日も楽しもう。そう自分に言い聞かせて目を閉じた。

ゆっくりと一日が終わった。


採点結果、英語は200点、リスニング50点。

満点通過。

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