#58.宅建試験(後編)

宅建に押し潰されるカモ

カモの自宅で『お疲れ様会』という名の飲み会をすることになった。

メンバーは、みのりさんと社長と私の3人。

カモ (この飲み会…社長いらなくね??)

と一瞬邪悪な発想が心を過ぎったが、なんだかんだ言って社長はいつも自分に構ってくれる優しい人だった(顔は怖いけど)

みのり『カモ先生、台所借りま〜す♪』

みのりさんがエプロンを身につける姿を見て、ニヤニヤしていた。それを社長に見つかってしまう。

社長 『お前、ニヤニヤして顔がきもいぞ…』

カモ 『びくっΣΣ(゚д゚lll)』

社長はご機嫌だったけど、相変わらず怖い顔をしていた(多分生まれつき)。

社長が大量のビールやワイン、日本酒etcを机の上に並べた。

机の上にヱビスビールがたくさん…( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう

社長 『カモ先生、お酒持ってきたから今日は飲むぞ、お疲れ会だからなっ!!』

カモ (社長とみのりさんは全然疲れてなさそうですけど)

普段よりも社長がよくしゃべる気がした。

社長 『料理が出来るまで軽く飲もうか』

社長がグラスを用意する。

みのり『気にせず始めてください、すぐに準備しますから♪』

みのりさんの(もやし以外の)手料理が食べられる、それだけで心が躍った。

みのり『手料理ですから、味わってくださいよっ!!』

カモ (手料理って…材料切って鍋にツッコむだけなんじゃ…)

みのり『カモ先生、何か言いたそうな顔してますよ…』

あかん、顔に露骨に出た。キッとこっちを見つめる顔も可愛い。

社長 『サラミうめぇな…』

社長は相変わらずマイペースだった。

みのりさんが鍋の材料を切っている、包丁とまな板が歯切の良い音を立てる。

エプロン姿が似合う、みのりさんを拝めるだけで宅建を受けた甲斐が合ったというものだ(結果は不合格だけど)

みのり『じゃじゃーん♪ 出来ました!!』

カモ鍋

カモ鍋キターーーーーッ!!

目の前いっぱいに、鍋の湯気が広がる。

カモ鍋をつつきながら、3人でいつものように話す。

twitterで美味しそうなカモ肉写真をアップし続ける人のせいで、私の共食い欲はマックスになっていた。

早速、カモ肉を食べる(共食い)。

カモ肉美味しい!!これが…

これが搾取の味っ!!

これが普段、自分が搾取されることで、相手が食べている味っ!!

社長もみのりさんも、そして白鳥も…普段こんな美味しい肉を食べているのかっ!!(タブンチガウ

そう考えると何か感慨深いものがあった。

みのり『カモ先生、野菜も食べないといけませんよ!!』

カモ 『まるでお母さんっ!?』

社長 『カモ肉うめぇ…本当資本主義の味がするなw』

にやっとした社長と目が合う。

カモ 『びくっΣΣ(゚д゚lll)』

ビックリするカモ

社長が言うと洒落になりません…。

カモ鍋をつつきながら、社長とみのりさんの3人で、宅建の話、不動産の話、そして普段の世間話をした。社長は不思議と自分とみのりさんの関係をいじってこなかった。その分、不動産について熱く語られた。

当直明けだったこともあり、久しぶりのアルコールによって、意識がゆっくりと遠くなる。社長とみのりさんは、相変わらずかみ合っているような、ずれているような会話をしていた。

ワインが美味しくて止まらない@p@

みのり『最近、社長何にハマっているんですか?』

社長 『最近はな、キノコ栽培にハマっててよ…

カモ・みのり『やっぱり…』

社長 『マテマテマテマテ!!!お前ら絶対何か誤解してると思う!!』

みのり『誤解って…日本では違法になったんですよっ!!会社ごと摘発されたらどうするんですかっ!?』

カモ 『そうですよ、まさか社長が本当に悪いことしているとは思いませんでした…見た目だけかと思っていたのに…』

社長 『違うってwwwwお前らよく聞けよ、俺が育ててるのはただのシイタケだって!!』

カモ 『マジック…シイタケ…??』

社長 『マジックとかつかねーよっ!!wwww』

みのり『コードネーム’’She Take’’??』

社長 『なんだそれwwww普通のシイタケだって!!通販で買ったのよ!!』

カモ 『香港からですか?』

社長 『日本だよwwwwなんでいちいち黒い感じにするんだよwww』

みのり『でも…もしそれが本当にシイタケだとしても、外では言わない方が良いですよ…ほら、家宅捜査とか大変そうですし…』

社長 『どんだけ偏見wwww』

社長に、写真を見せてもらったら本当にシイタケっぽいものが写っていた。とりあえずこのシイタケ栽培が実はカモフラージュで、本当は何かやばいものを栽培しているのではないかという疑念は残ったが、とりあえず僕とみのりさんは、『社長が育てているのはシイタケ』ということにしておこうということになった。

どれだけ飲んで、どれだけしゃべっただろう…。

気がつくと、カモは自分の寝室で寝ていた。いつまで飲んでいたのか、はっきり覚えていなかった。ただ、眠りに落ちる瞬間、ぼんやりとした記憶だけど、みのりさんが『お疲れ様でした、ゆっくり休んでください』と笑ってキスしてくれたのが最後の記憶(妄想の可能性あり)。

この時、カモが寝静まった後、みのりさんと社長がまた何かを企んでいたことが判明するが、それはまた別の話(王様のレストラン風に)。

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コメント

  1. かものはし より:

    とりあえずカモ肉買ってきたわ。(今から鍋に

    • かもねぎ先生(管理人) より:

      いつもすっごい美味しそうな画像でお腹減ってしまいますっ!!