#50. 微笑みの爆弾(前編)

ウキウキするカモ

カモ 『みのりさん、明日お仕事休みなんですか?』

みのり『明日は平日なので、本当はお仕事ありますよ』

カモ 『本当は?』

みのり『社長に有休もらってきました』

カモ (社長、GJ!!)

カモ 『じゃ…じゃあ今日は泊まってください!!ほらっ、雨も降ってますしっ!!』

みのり『え…それはダメですよ!!だってカモ先生絶対エッチなことするじゃないですかっ!!

カモ 『そんな…付き合ってるからいいじゃないですか!!(最低な意見)

みのり『ダメですよ!!こういうのは雰囲気とか心の準備とかその他色々あるじゃないですかっ!?』

カモ (勝負下着じゃないからかな?)

カモ(悪魔)『生理中ちゃうか?』

カモ(天使)『きっと脱毛的なやつよっ!!』

カモ (お前ら…本当ひどいな。っていうか天使、お前もう完全に理性失ってる…)

みのり『とにかく、今日は帰ります、カモ先生は明日も仕事ですよね、私がお邪魔してると疲れちゃいますよ』

カモ 『大丈夫です!!みのりさんが傍にいてくれたら何でも出来ちゃう気がしますからっ!!』

隣に座っている みのりさんが、優しく微笑む。

みのり『なんでも…??』

カモ 『はいっ!!何でも頑張れそうです!!』

みのり『じゃあ…』

カモ 『じゃあ…??』

みのり『あの、これ…なんですけど…』

みのりさんがカバンから書類を取り出す。

みのりさんのカバン、いつもの仕事用のカバンじゃなかったので、完全に油断をしていた。

丁寧にクリアファイルに入れられて、半分に折りたたまれたA4用紙が出てきた。

(物件)中古分譲マンション(1戸)

(構造)鉄筋コンクリート(RC)

(築年月)築29年

(タイプ)ワンルーム(1K)(402号)

(価格)210万円

(年収)42万円

(表面利回り)20%

(実質利回り)14%

(特記事項)現在空室

みのり『頑張れ…ますか?』

カモ 『いやいやいやいやいやいやいやいやいやっ!!』

こんなの絶対おかしいよっ!!

このタイミングでっ!?

頑張れるはずないでしょっ!!

もう与信ないし、現金もないんですよっ!!

むーり〜むーり〜むーりーだー\(^o^)/

みのりさんの方をちらっと見ると、みのりさんはこっちじっと見つめている。

みのりさんの顔が近い。

みのりさんにどれだけ近距離で見つめられようが、どれだけお願いされようが、これは無理だ。

カモ 『あの…ちょっと…これは頑張れそうにないで…突然の口づけ

頑張れないと言おうとした瞬間、みのりさんによって無理矢理、唇を塞がれた。

みのり『が…頑張れますか?(///△///)』

カモ 『はいっ!!頑張りますっ!!頑張れる気がしてきました!!』

みのりさんの唇は、柔らかくて柑橘系の味がした。

みのり『じゃあ早速、買い付け証明書にサインしちゃいましょう♪』

カモ 『はーい!!』

みのりさんが出したA4の買い付け証明書に日付と値段を書き込み、サインをした。

カモ (支払いは…どうしよう…カードローンしかないかな…)

みのりさんとの初めてのキスが、210万円(諸経費抜き)しました。

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コメント

  1. てっちゃん より:

    (小)悪魔系女子ですねっw

    • かもねぎ先生(管理人) より:

      (小)←カッコついてて吹きましたwwww
      悪魔です、悪魔系女子です(((( ;゚Д゚)))