#17.病気、その後に。

ウキウキするカモ

みのりさんにお粥とポカリ、冷えピタ etc のお礼をLINEで送りました。

カモ『お粥、すごく美味しかったです。ありがとうございました。おかげさまで無事治りました。』

多分、既読スルーになるんだろうな…と思ったらすぐに返事が。

みのり『本当に良かったです。あんまり無理しないでくださいね』

・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・それだけですかっ!?

何か色々無かったことになってないですかっ!?

そりゃLINEが返ってこないよりも、無かったことにしてくれた方が

ありがたいっちゃありがたいですが…。

カモは急いで返信を打つ。

『迷惑じゃなかったですか?大変なことをしてしまったような気が…』

既読のマークがついた瞬間、動悸が起きる。

こんな気持ちになったことは今までなかったかもしれない。

みのり『病気だったからしょうがないですよ、気にしないでください。』

しょうがない…。

ありきたりの返答。

当たり前だ、みのりさんにとってカモはただの取引相手(搾取対象)。

当たり障りのない返答をすることが精一杯なのだと思う。

カモ『じゃあまた病気になります!!』

開き直ってみた。

カモは所詮、カモ。

しかも、みのりさんの前にネギを背負い、包丁とまな板、

鍋の素スープまで持参してピョンピョンしているカモ。

自分の立場はよく分かっているつもりだった。

みのり『怒りますよ( ・ὢ・ ) ムムッ 本当に心配したんですからね!!』

どうやら、みのりさんはじっくりと調理していくタイプの人間らしい。

いっそもっと怒ってくれたら、迷惑だとはっきり言ってくれたら…。

カモ『それはすみませんでした。』

みのり『でも元気になって良かったです、完全に治ったら、例のお茶しに行きましょう(*’∀’人)』

カモ『えっ!?』

みのり『えっ!?じゃないですよ!!忘れたんですか?約束したじゃないですかっ!?』

カモ『と・・・当然!!覚えてますよ!!』

みのり『じゃあしっかり治して、がっつり働きましょう (๑˃̵ᴗ˂̵)و』

カモ『了解です!!』

どうやらじっくりとボルシチを寝かせるかのごとく、カモを調理していく方針のようです。

好きな人に、幸せに調理されて死ぬのは本望ですよね(自己暗示)。

桜も咲き始め、春が来る。

そう、この時期はカモがおかしくなるのもしょうがないのかもしれない、
だって、春は繁殖期の季節なのだから!!!(言い訳)

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