#85. Kamozon(しょぼい起業で生きていく)

Kamazon!!

おはようございまあああああす!!

今日のKamozon!!は、久しぶりに本の紹介になります。

その本がこれっ!!

※この記事は、えらいてんちょう先生の出版記念で書かせていただきました。リアルな読書感想文をお伝えしたいので、記事中では敬称略しちゃってます。えらいてんちょう(通称えらてん)先生、もう1冊追加して買うので許して下さい。

まず最初の疑問、えらいてんちょうってどんな人?

一言で言うと…

慶応大学経済学部出身の変人です!!(暴言

カモ先生が初めて『えらいてんちょう』を知ったのは、twitterのつぶやきから えらいてんちょうの雑記というブログにたどり着いたのがきっかけです。

生活保護のお話から、謎のリサイクルショップ、バー経営のお話とか一見、

(アングラ+サブカル)×1.5

のようなやばめな人というのが僕の第一印象でした。今もほとんどそんな認識ですが

同時にもう一つ強烈に感じたのは、文章から伝わる頭の良さ鋭い感性観察力、そして思考から行動までの迅速さ、その判断力と行動力でした。

特に自分が感動したのは、ANYCAのお話

年収300万円で、突然ポルシェを買ってのカーシェア事業への参入。

カモ 『何この行動力wwwwww』

何よりすごいのが、このポルシェでのカーシェア事業について、きちんとアセスメントを行い、レポートにしてマネタイズし、採算がとれないと判断したら速やかにポルシェを手放すなど引き際も鮮やかでした。

この流れも、このしょぼい起業で生きていくを読むと、『なるほど』と納得出来ました。この本を読むとわかるのですが、えらいてんちょうは、ミニマムビジネスの強さSNSの有効性をよく理解していて、それらを最大限に利用してビジネスを迅速に行っているため、見た目は派手に見えますが、実は保守的で慎重で、コツコツと積み上げる努力に重きを置く人なんです。

そういった意味で、派手にぶち上げてイチかバチかのビジネスをする人サロンに入ってすぐに月収100万の人達とはベクトルが違うのかなという印象です。派手にぶち上げてイチかバチかとか、サロンでサクッと月収100万のやり方も見てて楽しいので大好物なんですけども。

この本を通して感じた、えらいてんちょうの印象は、『自ら保守的に現状を維持しながら、必要な変化を必要な時に確実に起こして反応を慎重に観察するタイプの方で、まずいことが起きてもすぐに対処することで、こなしていくタイプの人』でした。えらいてんちょうは、この『必要な変化』のモノサシが結構バグってるから面白いんですけど、ただそれも全て、緻密な計算と配慮がされているということがこの本を読むとわかると思います。芸能人で言うと島田紳助さんタイプですかね…。

前置きが長くなりましたが、そんな変わった人(めっちゃ失礼)が書いた『しょぼい起業で生きていく』ですが、そもそも慶応大学在学中にサラリーマンが無理だからという理由で起業した人が書いた本が1300円(税抜き)って言う時点で、買いだと思います(断言)。

かなり読みやすい文章で書かれているので、中学生や高校生でも読んで理解することは出来ると思います。ただ、カモ先生の中学・高校時代は

あばばばばば

こんな状態だったので無理です。普通の中学生・高校生なら大丈夫です。

印象に残ったのは、

『サラリーマン』という選択肢が決して若者にとって最適解ではなくなってきます。(p23より引用)

という言葉。これは本当にその通りだなと思いました。高校や大学を卒業して企業に就職し、そこで終身雇用に守られて老後まで働くというのは、戦後の高度経済成長の中で生まれた生き方に過ぎません。バブルが崩壊し、失われた20年が訪れ、そして中国をはじめとする新しい大国の出現、めまぐるしく変わりつつある現代において、戦後数十年の間にポッと出た生き方(働き方)にすがって生きるのは危険だと警鐘を鳴らしています。

確かに、今の若者達の中にも、『サラリーマン、正規・非正規、永久就職という定型化した生き方をしなければいけない』という、義務感や見栄によって苦しめられている人は多いと思います。そうして苦しんでいる人達にとって、この本は救いとまではいかなくても、何かしら心に影響を与える存在になるんじゃないでしょうか。



この本で面白いと思ったのは、えらいてんちょうの商売論。

えらいてんちょうがこの本の中で言及されている、もともと商売というのは、自分の生活をすべて自分の労働で満たして、その余剰分を売って資本家する行為で、それはずっと昔、弥生時代頃から行われてきた元来の商売のスタイルということ。

その元来の商売のスタイルに具体性をもたせたのが、えらいてんちょうの言う『しょぼい起業』なのだと思う。だから、『しょぼい起業』というのは全然新しい起業形態ではなく、恐らく世界で最も古い起業方法だということになります。確かに、作りすぎた料理を売ったり、余った野菜を売ったりするのは身近に気軽に存在していますよね。

新しい技術や新しいテクノロジーを用いた真新しいビジネスが流行する今日では、逆にこの『しょぼい起業』は私達の目に目新しく写ってしまう、不思議wwww

もちろん、えらいてんちょうはこの元来の商売スタイルに加え、twitterやブログといったSNSを用いたりすることで、この元来の商売スタイルを新しいビジネス形態へと加工しています。

『しょぼい起業』自体は、資本やリスクが少ない分、従来の起業よりもずっとハードルが低いと思うけど、だからと言って『誰にでも出来る』と言うわけでもありません。しょぼい起業にはしょぼい起業ならではの苦労や問題点があり、えらいてんちょうは、そうしたしょぼい起業の弱い所もありのまま愛せと言っています(言ってない)。

そうそう、この本は、

『やりたい』から『始める』までがいちばん労力を必要とすることを、投資家は自分の事業で嫌というほど知っているからです。(p68より引用)

という台詞がさらっと書かれており、自分を含め やるやる詐欺症候群の人の心に『ぐさっ』っと刺さるので読者は注意が必要です。

個人的には、『生活保護がダメになったら九州に行け』は笑いました。

詳細はぜひ本で確認してください。

そして、この本を読み終わって、カモ先生の胸に強烈に残った思い…

しょぼい病院をやりたいっ!!(非常に影響されやすい

この本が売れて、『しょぼい起業』という概念がもっともっと広まって、『しょぼい起業』に挑戦する人が増えて、新しくて古い『しょぼいお店』が増えると、世の中もっと楽しくなりそうだと思いました。

起業するのに必ずしも、格式ばった事業計画書や、大きなお金、革新的なアイデアが必要なわけではありません。

もっとシンプルでもっと気楽な、そして地道で優しいお店も、今の時代だからこそ改めて必要とされているのではないでしょうか。ぜひぜひオススメの1冊です。

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